現場に立ち続ける社長へ──「頑張ってるのに儲からない飲食店」から抜け出す方法

1. 忙しいのに、なぜ利益が残らないのか?

「休みなく働いてるのに、なんで通帳にはお金が残らんのやろ…」

そんなモヤモヤを抱えたまま、今日も仕込みに追われていませんか?

実はこれ、「頑張ってないから」じゃありません。
むしろ頑張る方向がズレてることに気づかないのが、一番の問題です。

2. 経営者の仕事は“現場”ではなく“設計”

厨房で手を動かしていると、つい「自分がいないと店が回らない」と思いがちです。
けれど、これは錯覚です。

本来、経営者の役割は“設計”です。
どうすれば利益が残るのか、どうすれば現場が回るのか、
その「仕組みそのもの」を作ることが、社長の仕事です。

3. 現場に立つほど、数字の異常は見えにくくなる

たとえば…

  • 「今月も忙しかったな」→でもFL比率は68%
  • 「ランチはようけ入ったで」→でも人時売上は1,600円
  • 「客単価上がったやろ?」→でも材料費が跳ね上がって粗利は減少

数字で見れば「体感」と「実態」がズレていることはよくあります。
このズレに気づけるのは、“少し引いた視点”に立てた人だけです。

4. PLとFLを「見る」ではなく「使う」習慣に変える

PL(損益計算書)やFL(食材+人件費の割合)を“見てる”つもりでも、
それだけじゃ不十分です。

  • 「この数字は高すぎるのか?低すぎるのか?」
  • 「なぜ前月より上がったのか?」
  • 「改善するには、どこをいじればいい?」

こうした“問い”を立て、判断し、行動に移すところまで行って、はじめて「経営」と言えます。

5. 店を仕組みで動かす3つの要点

店舗運営を「属人的」から「仕組み型」へ変えるには、この3点が不可欠です。

① マニュアル整備

誰がやっても同じ品質で提供できる状態をつくる。

② 担当の分散

仕入れ、発注、SNS、採用などを役割ごとにチームで分担。

③ 教育の型化

新人研修の流れやスキル到達点を明文化し、属人教育を脱却。

6. 「経営の時間」をスケジュールに入れよう

「気づいたら1週間、数字見てへんかった…」
という声は本当に多いです。

だからこそ、毎週2時間だけ“経営のための時間”を予定表に入れてください。
例えば、月曜の昼前、店が空く時間に30分だけでもOK。
そこに、FLや人時売上、レビュー、次の施策を当ててみる。それだけで見える世界が変わります。

7. 明日から始められる3ステップ

ステップやること
① 経営時間の確保週2時間、予定に「経営」の枠を設ける
② 数字のチェックFL・PL・客数・原価率などを週単位で見る
③ 手放す仕事を決める発注・SNS・教育…まず1つから任せる練習を

8. まとめ:経営者は「店の未来」を考える役割

経営者が現場に立つのは、「手が足りないから」ではなく「仕組みがないから」ではないでしょうか?

今日から、まず「経営に使う時間を守る」ことだけでも意識してみてください。
現場から一歩引くことで、あなたの店はもう一段階、強くなれます。

✅9. LINE限定!無料特典のご案内

📩 今だけ限定!
公式LINE登録者様限定で無料ZOOM面談が受けられます。

📲 今すぐLINEに登録して、経営改善の第一歩を踏み出してください👇
👇【LINE登録はこちら】

友だち追加